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頭痛の原因はホルモンの乱れだった?
ホルモンの乱れによる頭痛というと、「更年期障害」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
ちなみに、更年期障害は「女性の問題」と思われがちですが、男性にも更年期障害はあります。
また、ホルモンの影響で起きる頭痛は、思春期にもあります。
では、成長や加齢に伴うホルモンバランスの乱れには、どのように対処したら良いのでしょうか?
今回は、頭痛の原因とホルモンについてお伝えします。
頭痛がホルモン変化で起きる?〜思春期・加齢
思春期のホルモン変化による頭痛
思春期には、女性らしさ男性らしさをつかさどる性ホルモンの分泌が活発になります。
そのため、頭痛・イライラ・体調不良などの症状が出る場合があります。
思春期では、受験や進路の問題、親や友人との関係などでストレスが多くなることも頭痛の要因になりますね。
思春期に起こる頭痛では、他の病気が隠れていないかを確認する必要があります。
なぜなら、高血圧や低血圧、甲状腺ホルモンの分泌異常などの場合もあるからです。
加齢によるホルモン変化による頭痛
女性ホルモンの黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)は、月経周期に合わせて増えたり減ったりしています。
片頭痛持ちの女性では、月経の2〜3日前に頭痛発作が起こることが多く観察されます。
月経による片頭痛は、他の時期よりも痛みが強く、時間も長いのが特徴です。
月経周期で頭痛が起こることの不安がストレスになり、さらに頭痛を起こす要因になってしまいます。
月経による頭痛には、トリプタン系の薬の服用が有効です。
また、40歳代になると、女性ホルモンや男性ホルモンが減少してくるために頭痛が起こりやすくなります。
更年期障害は女性だけと思われがちですが、男性にも起こります。
男性ホルモン(テストステロン)の減少により、性欲低下・筋力の低下や疲れやすさ・太りやすくなる・意欲低下などが起こります。
女性の更年期障害と同様のほてり・発汗・頭痛・肩こりなども起こります。
頭痛がホルモンバランスによって起きる場合の対処法
(1)食事
女性は、無理なダイエットにより、必要な栄養素が不足する場合があります。
ホルモンの元になるたんぱく質や、ホルモンの活性化に欠かせない亜鉛などが不足すると、ホルモンのバランスが崩れやすくなります。
肉・魚・野菜など、バランスのよい食事を心がけましょう。
(2)生活リズム
思春期では、長時間のスマホやパソコンの操作で、睡眠時間が少ないずれるなどで、ホルモンバランスが乱れます。
中年期では、仕事上の責任や育児・介護などで、休養する時間が不足して、ホルモンバランスを崩しがちです。
いずれの年代でも、夜12時までには眠れるように調整しましょう。
(3)運動量
思春期では、激しい運動のためにホルモンバランスが乱れて頭痛を起こす場合があります。
頭痛が強い場合には、運動量を調節するなどして、頭痛の悪化を防ぎましょう。
更年期障害の場合は、軽度の運動で頭痛・イライラ・ほてり・発汗・だるさなどを改善できる可能性があります。
成長や加齢に伴うホルモンの変化は、避けようのないことです。
しかし、生活の工夫によって頭痛などの辛い症状を減らせる可能性があります。
年のせいだからといって放っておかずに、医師に相談することも大切です。
女性ホルモンや男性ホルモンが一定値を下回る場合は、注射などで治療することができます。
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