頭痛の原因と血圧の関係

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頭痛と血圧の関係について

「頭痛がするので血圧を測ってみたら、とても高かった。」

 

こんな経験をしたことのある方はいませんか?

 

意外なことに、頭痛がするのは、血圧が高い時だけではありません。

 

血圧が低い時にも、頭痛は起こります。

 

そして、高血圧でも低血圧でも、頭痛が起こる状況を放っておいてはいけないということを覚えておきましょう。。

 

今回は、そんな頭痛と血圧の関係についてお伝えします。

頭痛が高血圧で起きる場合の原因と対処法

まず、高血圧による頭痛の原因と対処法についてご説明します。

 

(1)高血圧で頭痛が起こる原因

 

急激に血圧が上昇した時や、血圧が高い状態が長時間続いた時に頭痛が起こりやすくなります。

 

血圧が高くなると血管が広がるために、片頭痛を起こします。

 

急激に血圧が上昇して起こる病態に、「高血圧性脳症」があります。

 

高血圧脳症は、急激な高血圧によって脳の浮腫が起こり、頭の中の圧力が高まる(頭蓋内圧亢進)ことによって起こります。

 

放っておくと、おう吐・ケイレン・意識障害など重大な障害を起こす可能性があります。

 

持続的に血圧が高いと、血管を傷つけて動脈硬化になりやすく、脳出血や脳梗塞を起こすリスクが高くなります。

 

脳出血では急激な頭痛が起こると思われがちですが、ジワジワと出血してくると軽度の頭痛となる場合もあります。

 

(2)高血圧で頭痛が起こる時の対処法

 

高血圧で頭痛が起きる場合には、早期に内科を受診しましょう。

 

たばこは、動脈を縮めるので高血圧を助長します。

 

塩分の多い食事も血圧を上げるので、減塩に努めましょう。

頭痛が低血圧で起きる場合の原因と対処法

続いて、低血圧による頭痛の原因と対処法についてご説明します。

 

(1)低血圧で頭痛が起こる原因

 

低血圧での頭痛は、血液循環が悪く、脳に酸素や栄養が届きにくくなるために起こります。

 

低血圧になる原因は、血管内の水分量の減少・足などの静脈からの血液の戻りが悪いなどです。

 

自律神経失調などで、活動と筋肉の収縮のタイミングが合わなくなると足の静脈に血液が溜まってしまい、血圧が上がらずに頭痛やめまいを起こします。

 

運動不足等で、足の筋肉が弱くなっている場合にも、同様のことが起こりやすくなります。

 

(2)低血圧で頭痛が起こる時の対処法

 

低血圧で頭痛が辛い場合にも、内科を受診しましょう。

 

「自律神経を整える生活習慣」に切り替えることも大切です。

 

また、膝から下の圧着ソックスなどを履くことも有効ですよ。

 

ウォーキングなどの軽い運動で筋力アップすると、足の血液が心臓にもどりやすくなります。

 

さて、高血圧、低血圧による頭痛についてご理解いただけましたか?

 

高血圧の状態は、脳出血や脳梗塞による重大な障害のリスクがあります。

 

低血圧でも脳梗塞のリスクはありますし、頭痛やだるさなどで生活に支障をきたす場合もあります。

 

医師に相談したり、生活習慣を変えたりして、頭痛や病気のリスクを減らしましょう。

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