頭痛が急に起こったら?

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頭痛が急に起こったらどうしたら良いの?

ジワッと痛くなる頭痛もあれば、急に痛くなる頭痛もありますね。

 

体調が悪いワケでもないのに、急に頭痛が起こって不安になった方はいませんか?

 

手や足にしびれが出たり、動きが悪くなったりしたら脳出血の可能性もあります。

 

今までに経験したことがないほどの頭痛、意識障害が起こるほどの頭痛なら、「くも膜下出血」の可能性もあります。

 

頭痛の多くは慢性頭痛といわれる心配のない頭痛です。

 

ただ、心配がないといわれても、頭痛はとても不快で生活に支障が出るケースもありますね。

 

今回は、急に頭痛が起こった場合の原因や対処法についてお伝えします。

頭痛が急に起きる原因は?

(1)脳出血

 

生活習慣病で動脈硬化や高血圧があると、脳出血を起こすリスクが高くなります。

 

血圧が高くなくても、小さな脳梗塞を起こして血管が脆くなっていると、そこが破れて出血する場合もあります。

 

(2)くも膜下出血

 

「突然の激しい頭痛」が特徴のくも膜下出血ですが、血圧が乱高下するという前兆がある場合もあります。

 

タバコを吸う人は、くも膜下出血のリスクが2.2〜3.6倍高くなるとも言われます。

 

(3)片頭痛

 

危険な頭痛でない慢性頭痛でも、急に痛みが襲ってくる場合があります。

 

片頭痛では、左右どちらかの目の横辺りで、「ガンガン」「ズキズキ」など拍動性の痛みが起こります。

 

片頭痛が始まると、3日くらい続く場合もあります。

 

動くと頭痛が悪化するので、寝込んでしまい生活に支障が出るケースもあります。

 

(4)群発頭痛

 

群発頭痛も急に起こる慢性頭痛です。

 

慢性頭痛の中では、1000人に1人程度に起こるまれな頭痛です。

 

一度頭痛が始まると同じ時間に連日続けて起こり、長い場合は2ヶ月も続くケースもあります。

 

群発頭痛は、夜眠ってから起こることが多く、睡眠障害につながるので生活に支障が出ます。

 

群発頭痛が起こる時期は、季節の変わり目などの場合もありますが、数年に一度ということもあります。

頭痛が急に起きた場合の対処法について

意識がもうろうとする、手足の動きが悪くなるなど、頭痛以外の症状が出ているなら、脳外科などの医療機関を受診するほうがよいでしょう。

 

慢性頭痛の場合には、頭痛のタイプによって対処法が異なります。

 

片頭痛の場合の対処法

 

片頭痛の場合、安静にして頭痛の部位を冷やしましょう。

 

痛む部位を揉んだりしてはいけません。

 

痛みを悪化させてしまいます。

 

横になって休む場合には、頭や上半身を少し高くしましょう。

 

群発頭痛の場合の対処法

 

群発期にアルコールを飲むと、高い確率で頭痛発作を起こします。

 

タバコも頭痛発作を誘発するリスクがあります。

 

頭痛発作を予防する薬や酸素吸入による治療がありますので、神経内科や頭痛外来で相談しましょう。

 

いつもと違う急な頭痛が起こったら、早めに医療機関を受診することをおすすめします。

 

危険性のない慢性頭痛であれば、頭痛日記をつけるなどして、頭痛のおこる要因を探りましょう。

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