頭痛の原因が神経痛ってホント?

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頭痛の原因が神経痛ってホント?

突然の頭痛と、顔や後頭部のビリビリした痛み、こんな症状がある方はいませんか?

 

そのような頭痛は、神経痛が原因によるものかもしれません。

 

神経痛というと、年配の方がなると思われるかもしれませんね。

 

ところが、神経の部位によっては、子供にも神経痛は起こるのです。

 

今回は、頭痛の原因となる神経痛についてお伝えします。

頭痛の原因となる神経痛とは?

頭痛を起こす神経は、「三叉神経」と「後頭神経」です。

 

(1)三叉神経痛

 

三叉神経は、12対ある脳神経うちの5番目の神経で、顔の左右に1本ずつあります。

 

三叉神経は、頭の頂点(頭頂部)から下顎までの広い範囲を支配している神経です。

 

三叉神経という名前の通り、3本に分かれています。

 

1つ目の枝は額から目にかけて、2つ目の枝は頬から鼻の下、3本目の枝は耳の前あたりから下顎にかけて支配しています。

 

三叉神経痛は、突然走るような強い痛みで、洗顔・ひげ剃り・お化粧などの刺激で起こる場合があります。

 

その支配領域から、頭痛・耳鳴り・歯痛・顎の痛みなどと感じます。

 

また、三叉神経は、顎を動かす度に痛みが出るなど、とても辛く生活に支障をきたすケースも見られます。

 

季節によって痛みかたが変わる場合もあります。

 

(2)後頭神経痛

 

後頭神経は、耳の後ろから後頭部を支配する神経です。

 

後頭神経痛は、耳の後ろや後頭部が突然ビリビリと痛みだします。

 

また、目の奥の痛み・めまい・肩こりとして感じることもあります。

 

後頭神経痛は、左右どちらかの場合もあれば、後頭部全体に起こる場合もあります。

頭痛を起こす神経痛の対処法

頭痛を起こす三叉神経痛・後頭神経痛の原因には、以下のようなものが挙げられます。

 

  • ストレス
  • 貧血
  • ビタミン不足

 

どちらの神経痛も辛いものなので、神経内科・頭痛外来を受診しましょう。

 

三叉神経痛は、副鼻腔炎・帯状疱疹(水ぼうそうの仲間のウイルスの感染)・脳腫瘍などによって起こる場合があるので、これを見極める必要があります。

 

三叉神経痛の治療は、内服薬(抗けいれん剤、抗てんかん薬など)、手術、定位放射線療法、神経ブロック、などがあります。

 

後頭神経痛の治療は、ビタミン剤の内服薬、神経ブロックなどがあります。

 

頭痛を起こす神経痛は、ストレスや貧血など体調不良のサインかもしれません。

 

また、子供の神経痛は、偏食による野菜不足・栄養不足の可能性もあります。

 

顔を洗う度、物を噛む度に頭痛が起こったら、生活習慣を見直す必要があるかもしれませんね。

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