頭痛の原因と血糖値の関係

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頭痛と血糖値の関係について

「頭痛がした時、なぜか甘い物を食べると治るのよね。」

 

こんな方はいませんか?

 

それは、低血糖による頭痛かもしれません。

 

糖尿病ではなくても、一時的な「血糖値の変化」によって頭痛が起こる場合があります。

 

血糖値の変動による頭痛は、食事の仕方などで防げます。

 

今回は、そんな頭痛と血糖値の関係についてお伝えします。

頭痛が血糖値の変動で起こる理由とは?

血糖値の変動で頭痛が起こるのには理由があります。

 

血糖値とは、血液中のブドウ糖の量です。

 

血糖値が安定しているということは、細胞にエネルギーが安定供給されるということです。

 

低血糖とは、血液中のブドウ糖が少ない状態です。

 

長時間食事をしない、普段の食事の量が少ないなどの場合、低血糖を起こしやすくなります。

 

脳の主なエネルギー源はブドウ糖なので、低血糖になると脳はエネルギー不足のため頭痛が起こります。

 

食事をしっかりしているのに、食後に低血糖になる場合があります。

 

それは、食事の仕方や内容により、急激に上昇した血糖を処理するために、インスリンが急激に分泌されたためです。

 

インスリンが急激に分泌されると、ブドウ糖の処理が進み過ぎて低血糖となり、頭痛が起こります。

頭痛が血糖値の変動で起きる場合の対処法

長時間の空腹は、血糖値の低下による頭痛を起こすので避けましょう。

 

早食い・大食い・ドカ食い

 

これらも、血糖値の急激な上昇と下降に繋がりますので避けてください。

 

では、理想的な食事の内容や摂り方を説明しましょう。

 

(1)食事内容の工夫

 

丼物・カレーライス、ラーメン・うどん・パスタなどの、1品目だけの食事は
避けるようにしましょう。

 

炭水化物が多く、たんぱく質や野菜が少ない食事は、食後の血糖値を急激に上げます。

 

また、白米・うどん・ラーメン・パスタなどの精製された食品は、消化・吸収が早いので血糖値の急上昇につながります。

 

玄米・胚芽米・そばは、胚芽などを含み、吸収が遅いため、血糖値の上昇がゆっくりとなります。

 

(2)食べる順番の工夫

 

定食スタイルの食事がおすすめです。

 

味噌汁などの汁物や野菜から食べ始め、次に肉や魚などを食べて、最後に、ご飯やパンなどの炭水化物を食べましょう。

 

和食の作法としては、1品ずつ食べていくのは良くないとされますが、血糖値の急上昇を抑えるには効果的です。

 

カレーライスやパスタなどの場合にも、まずサラダなどから食べれば同じような効果が期待できます。

 

(3)食べる時間の工夫

 

できるだけゆっくりと時間をかけて、良く噛んで食べましょう。

 

空腹の時間が長すぎないようにすることも、大切です。

 

食事と食事の時間が空いてしまう場合は、間食がおすすめですが甘いお菓子は避けましょう。

 

ナッツ類・芋などの食物繊維の多い物や、ゆで卵などたんぱく質の間食がおすすめです。

 

食後に低血糖で頭痛がするからといって、甘い物ばかり食べていると、それにより血糖値の変動が大きく頭痛につながる恐れがあります。

 

野菜やたんぱく質をしっかり摂って、低血糖による頭痛を解消しましょう。

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