頭痛の種類 見分け方

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頭痛の種類 見分け方について

頭痛にお悩みの方の中で、こんな経験をされた方はいませんか?

 

「夜になると頭痛がする」
「頭痛によって食欲がない」

 

繰り返す頭痛に悩まされ、不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

 

いわゆる「頭痛持ち」の症状の多くは、「慢性頭痛」と呼ばれる原因のハッキリしない頭痛です。

 

そして、慢性頭痛にも種類があり、それぞれ対処法が異なります。

 

今回は、慢性頭痛の種類と、その見分け方についてお伝えします。

慢性頭痛の種類について

「脳出血」や「くも膜下出血」など、原因がはっきりしている頭痛は、二次性頭痛(または症候性頭痛)といいます。

 

一方、原因がはっきりしない頭痛を慢性頭痛一次性頭痛または、機能性頭痛)といいます。

 

慢性頭痛には、片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛があります。

 

(1)片頭痛

 

片頭痛は、脳の血管が広がリ神経を刺激するために起こると考えられています。

 

ズキズキと、心臓の拍動と同じリズムで痛みます。

 

風邪による発熱時や運動後に起こる頭痛は、片頭痛の一種と言えるかもしれません。

 

片頭痛の場合には、心臓よりも頭を高くして、痛む部位を冷やすと良いでしょう。

 

(2)緊張性頭痛

 

緊張性頭痛は、肩や首の筋肉がこわばり、脳への血流が悪くなるために起こると考えられます。

 

パソコンやスマホを長時間操作するなど、同じ姿勢を続ける、あるいは姿勢が悪いなどが誘因となります。

 

また、ストレスや睡眠不足などでも筋肉の緊張が高まるので、緊張性頭痛を起こしやすくなります。

 

血行不良が原因なので、肩・首・背中をゆっくりと動かしてストレッチするとよいでしょう。

 

肩や首を温めることも効果的です。

 

(3)群発頭痛

 

群発頭痛も、脳の血管が広がることが原因と考えられていますが、はっきり
とは分かっていません。

 

夜中から明け方に起こることが多いため、体内時計の関与や、セロトニンという神経伝達物質の関与が考えられています。

 

頭の中をえぐられるような激しい痛みなので、医師に相談して予防薬を飲むケースもあります。

二次性頭痛の原因と治療 脳腫瘍・髄膜炎

長年の頭痛持ちの場合、複合型頭痛になってしまうケースもあります。

 

対処法に迷ったら、ゆっくりとおじぎをしてみましょう。

 

おじぎをして頭痛が強くなれば、片頭痛の可能性が大きくなります。

 

おじぎをしても痛みが変わらなければ、緊張性頭痛と考えられます。

 

軽い頭痛でもたびたび起こったり、激しい頭痛が起こる場合には、医療機関を受診することをおすすめします。

 

慢性頭痛だと思っていても、思わぬ病気が隠れている場合がありますので、注意が必要です。

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